今月号の「母の友」(福音館書店)を読んでいたら、
こんな文章があって、
心がぬるりとしました。
四歳の子どもの人、
  私は自分の子どものことを、
  「子どもの人」と書くほうがしっくりくるので、
  そうしている。
と暮らしていると、
言葉の可能性と面白さに改めて気づかされる。
(松田青子「わたしのストーリー(7)」より)

我が子を「子どもの人」と呼ぶ、
ある違和感がありました。

この間、
新聞を読んでいたら、
我が子のことを「次女ちゃん」と呼ぶ人がいました。

息子の妻のことを「お嫁ちゃん」と呼ぶ人もいます。

「子どもの人」「次女ちゃん」「お嫁ちゃん」
心がぬるりとします。