新聞で読んで、
へえ、こんな歳時記もあるのかと買いました。

卯の花

普通は、春夏秋冬新年という編集ですが、
この歳時記は月別です。

早速、9月を開いてみました。

大いなるものが過ぎ行く野分かな  高浜虚子
こういうスケールの句、
私は詠んだことがありません。

梨食うて すっぱき芯にいたりけり  辻 桃子
日常よく経験することですが、
こういうふうに詠むという発想は、
私にはありませんでした。