三浦綾子『続 氷点』上下(角川文庫)を、
昨日一日で読み終えました。
それぐらい一気に読ませる展開でした。

卯の花

ただ「偶然」を詰め込み過ぎた感はありました。

生を終えてのちに残るのは、
われわれが集めたものではなくて、
われわれが与えたものである。
(「たそがれ」より)

ほうたいを巻いてやれないのなら、
他人の傷にふれてはならない。
(「命日」より)