昨日の一冊は、
「AERA」10月2日号(朝日新聞)

岸田首相は、会見で、
女性としての、
女性ならではの感性や、
あるいは共感力、
こうしたものも十分発揮していただきながら、
仕事をしていただくことを期待したい。
と述べた。
この「女性」を「男性」に換えて読めば、
発言の問題点が伝わるはずだが、
認識がちっとも変っていない。
そして、
当人たちが問題に気づいていない。
(武田砂鉄「今週のわだかまり」)


すでに多くの指摘があるように、
首相の言葉は、
たとえ全く悪気がなくても、
女性に対する無意識の偏見を露呈し、
助長する発言です。
(「小島慶子の幸福のススメ」)

岸田文雄という人は善人なんだろう。
こういうことには気づかないような善人なんだろう。
いくら指摘されても気づけないような善人に違いない。