昨日の一冊は、
吉川英治歴史時代文庫33『三国志』(一)講談社

卯の花

時機というものは、
その時をのがしたら、
またいつ巡ってくるか知れないものです。
何やら、
今はその天機が巡ってきているような気がするのです。
些細な気持などにとらわれずに、
お誘いをうけたものなら、
張飛どのにまかせて行ってごらんさい。
(「三花一瓶(さんかいっぺい)」)

劉備玄徳の母親は、
彼よりはるかに器が大きい。