昨日の一冊は、
「AERA」10月9日号(朝日新聞)

戦争はよくない。
しかし、
戦争の存在を忘れるのはもっとよくない。
(東 浩紀「日本の民主主義を歪ませた『朝鮮戦争』は過去の話ではない」)

朝鮮戦争の犠牲者は民間人を含め数百万人あったといわれています。

ついに戦争が終わったとき、
ひとびとの希望とはうらはらの種々が生じた。
そのなかに、
他のすべてのものを支配し、
かつ超絶したものがあった。
幻滅である。
(バーバラ・W・タックマン『八月の砲声』)

第一次世界大戦の軍事的勝敗の後に、
何が訪れたか?
幻滅だったとタックマンは言っています。