昨日の一冊は、
宮本紀子『おんなの花見~煮売屋お雅 味ばなし~』(文春文庫)

卯の花

夜の空に鳥が鳴いた。
雁(かり)が渡っていくのだろう。
「秋ですなあ」
磯谷(いそや)がしみじみと言い、
みんなは菊酒を口にした。
(「きくかほる」)

昨日、
花冠の里で見つけた銀杏(いちょう)の実。
卯の花

独特の匂いがして見つけました。
ああ、秋だなあと思いました。

卯の花