倉阪鬼一郎『ほっこり粥』(光文社時代小説文庫)を読み終えました。
「人情おはる四季料理」の第二弾です。

七歳までは神の子と言われる。
さまざまな峠を越えて七つになったら、
ようやく人の子になれるというわけだ。

人の子は、
生まれたときから人の子だ。
生まれる前から人の子だ。
私はそう思います。