届けていただいた一冊を、
すぐに読み始めて、
昨日のうちに読み終えました。

梨木果歩『歌わないキビタキ~山庭の自然誌~』(毎日新聞出版)

卯の花

ああ、巣立ちだ。
それにしても、
あんなところに巣があったなんて。
密やかに隠し通した親鳥の気遣いのみごとさに感じ入りながら、
もう、
それからは窓に釘付けである。
(「個性(らしさ)は消えない」)

ここがいちばん良かった。
とにかくここがいっとう良かった。