帰りぎは病みゐる母は長き廊を我が名呼びつつ這ひつつ来たり  鎌田 武
(11/14 読売歌壇)

こういう歌を見せつけられると、
私も何か大事なものを忘れてきたような気がします。
何か大きな忘れ物をしているような思いになります。

冬近し何か忘れて来たような  中村昌男
(11/14 読売俳壇)