「AERA」の12/4号に、
東 浩紀さんが書いていました。

ウクライナで一週間取材したそうです。

警報が鳴るたびにみなが慌てて非難するかといえばそうでもない。
驚いたことに平気で野外を歩きコーヒーを飲み続けている。
(中略)
深夜外出禁止下でも、
規制時間までの夜は若者で溢れ、
休日のショッピングモールは家族ずれで賑わっている。
人々は戦時下でもしたたかに日常を続けている。

朝の連続テレビ「ブギウギ」も戦時下です。
音楽活動に対する批判が強くなり、
徐々に興業が難しくなっています。

平和時は一様に平和時だが、
戦時下はそれぞれに戦時下である。

幸福は一様だが、
不幸はそれぞれに不幸である。
(トルストイ『アンナカレーニナ』冒頭)