今日から十二月。
月初めの二冊。
まずは日下野由季 監修『春夏秋冬を楽しむ俳句歳時記』(成美堂出版)

泣き止まぬ子もその母も息白し  相原眠雨

白息を掌にかけて今日はじまりぬ  石田波郷

青に触れ紫に触れ日記買ふ  佐藤文香

わがままをせぬ子となりぬ冬休  星野立子

離れ住みて一つの年を惜しみけり  上村占魚
(「十二月」より)

卯の花

この一冊、
今月で二階の書棚に返すことにしました。