瀬尾まいこ『優しい音楽』(双葉文庫)
耳が聞こえないくらいのことで、
結婚を反対され、
自分ではどうしようもないことなのに、
悪いことのように言われて、
そんなの、
挨拶になんか来れるわけがないじゃないですか。
愛し合ってせっかく結婚したのに、
祝ってもらえないなんて寂しすぎます。
(「タイムラグ」)