伊集院 静の訃報を聞いて買った本を、
買った日に読み終えました。

伊集院 静『機関車先生』(講談社)

卯の花

泣いたり笑ったりが人間なのでしょうが、
どうも泣くような立場になるものは、
泣いてばかりの方に行くんですね。
けれど泣いてばかりじゃいけない。
人間はお腹の底から笑えることがあるんだ。
それが生きるってことなんだということを、
私は子供たちにちゃんと教えてやりたいんです。

無頼派といわれた人が、
こういう話も書くのだなあと、
思い思い読みました。