昨夜は、
岡本さとる『もみじの宴~居酒屋お夏 春夏秋冬~』(幻冬舎時代小説文庫)

卯の花

さりげなく見守るべきところで、
近頃は何やら苛々してしまう。
お夏はそこに、
生まれて初めて老いを感じていた。
(「台所飯」)

老いの中にいても老いを感じるときがあります。
たいていは日常のさりげないことで・・・。