昨日読み終えた篠田節子『冬の光』(文春文庫)
卯の花

巻末の解説で、
翻訳家の八重樫克彦さんが、
マリオ・パルガス=リョサの言葉を引用しています。

現代社会における文学の役割は、
(中略)
“自分の主張のみが正しい” とする狂信主義へと人々が傾くのを阻止することだ。
それは現代に生きる作家の使命とも言える。