【違和感】2024・3・10
2024年03月10日
五木寛之『親鸞』(講談社文庫)
「青春篇」上下、
「激動篇」上下、
「完結編」上下、
計六冊、読み終えました。
ある時からずっと抱いていた違和感を、
娘の覚信が言い当てます。
どうしてそれが、
おわかりにならないのですか。
親鸞さまは、
ご立派でございます。
親鸞さまには、
親子の情というものがないのですか。
わたしはこれまで、
ずっと親鸞さまのことで、
理解できないところが沢山ありました。
善鸞さまとのいきさつや、
恵信さまのことなどもそうです。
親鸞さまはわたしたちとはちがうおかた、
生きた仏さまなのです。