買ったばかりの文庫本、
読みながら、
なんとなく読んだことがあるような気がしました。

熱心に花を見ていた。
でも花のむこうにだれかがいたわ。
あの子はそういう目だったもの。

ここで確信しました。

そう思って読むと、
あちこちに既読感がありました。

山本幸久『花屋さんが言うことには』(ポプラ文庫)