《耳からの言葉》
昨日、
ある人からメールが届きました。

7年前、
この人に、
あることがあって、
この人が、
悲嘆にくれていた時、
  日々のルーティンを、
  ただただこなしなさい。
・・・と言ったそうです。


この人が、
そういうのですから、
そんなふうに言ったのでしょう。

口から出る言葉は残らないが、
耳から入る言葉は残る。

人は、
言ったことは忘れるが、
言われたことは忘れない。

言葉に、
トゲがあっても、
まあるくても、
耳はちゃんと聞いていて、
心はちゃんと刻んでおくものらしい。


ご家族の方々から、
「愛情はたっぷり」ともらったから今があるし、
今なお、
「愛情たっぷり」もらってありがたい、
と書いた後に、
「自分のことばかりですみません」
と結んでありました。

私は、
彼女の、
「自分のことばかり」が聞きたい。
彼女の、
「自分のことばかり」が読みたい。
そして、
彼女がいくつになっても、
彼女の、
「自分のことばかり」に触れていたい。

 

《今朝の空》

《今朝の空》

《今朝の空》