《7月のカレンダー》
台所のカレンダーを8月にしました。

ゴミ箱に入れる前に、
7月のカレンダーを、
ゆっくり眺めました。

7月22日が大暑でした。
芥川龍之介の句が載っています。
  兎も片耳垂るる大暑かな

その芥川龍之介の忌日、
河童忌は7月24日です。

そのほかの記述、
7月 9日が「鷗外忌」(森鷗外の忌日)
7月30日は3人の忌日です。
 「露伴忌」(幸田露伴の忌日)
 「谷崎忌」(谷崎潤一郎の忌日)
 「佐千夫忌」(伊藤佐千夫の忌日)


『カラー図説 日本大歳時記』(講談社)から、
7月の忌日を詠んだ句を探しました。

  すぐ飽きる医書をひもとき鷗外忌  高橋榛城

  河童忌の庭石暗き雨夜かな  内田百閒

  逸文の文字の重さや露伴の忌  赤尾兜子

  夕萱に日やあかあかと谷崎忌  青木綾子

  佐千夫忌を昨日の矢切の渡しかな  大井戸千代

逸文を『明鏡国語辞典』(大修館書店)で調べると、
意味が三つあります。
 1.失われて現在は残っていない文章。
 2.書物は失われたが、その一部分が他の本に引用されて残った文章。
 3.すぐれた文章。

さて、
どの意味でしょう。

 


《オクラの花》
今朝の庭、
久しぶりに、
オクラが咲きました。

オクラの花

《パセリ》
庭のパセリを、
初めて摘み取って、
今朝のサラダに添えました。

パセリ