《終わった人》
昨日は古紙回収の日でした。
ひもでくくろうとして、
ふと気になって読んな記事がありました。

7月24日の山陰中央新報、
「先生からみんなへ」と題した記事。
  目指した大会が中止になっても、
  練習した日々は絶対に無くなりません。
  たくさんの汗を流した高校生たちへ、
  メッセージを送ります。

たくさんの高校の、
たくさんの先生たちが、
たくさんの高校生に、
たくさんのエールを送っています。

書いた先生たちの名前を見て、
そのほとんどが知らない名前でした。

自分が「終わった人」であることが、
今更ながら、
実感として身に染みました。


琴線に触れたエールを、
いくつか紹介します。

  逆境に立っている時だからこそ、
  普通の生活がどれほど
  幸せなことであるかを
  感じられるものです。
  「希望」を手放すことなく、
  皆でこに試練を
  乗り越えていきましょう!
      ボクシング部
      中村瞭佑
      出雲西高校


  譜面と向き合い、
  楽器と語り合い、
  仲間と支え合い、
  音楽は深まります。
  その一瞬こそがかけがえのないもの。
  永遠に変わらない
  輝く1ページだと思います。
     吹奏楽部
     廣兼允俊
     明誠高校


  どうにもならない
  この状況下のもどかしさ、
  やるせなさを、
  今こそペンに乗せて
  少年少女よ、
  思いっきり叫べ!!
     文芸部   
     高野寛恵

 

今日は戦争が終わった日。
そして、
季節外れに藤が咲いた日。

季節外れに藤が咲いた日