【8月の】2020・9・1
2020年09月01日
《8月の》
月が替わりましたので、
8月のもの・・・を片付けました。
8月のカレンダー、
8月のノート、
8月の新聞、
8月の心。
カレンダーの8月31日の欄に、
こんな句が載っていました。
門を出て
哀しかりけり
秋夕暮
松本たかし
「秋夕暮」
「あきゆぐれ」
と読むみたいです。
8月23日の朝日歌壇、
8月30日の朝日歌壇、
それぞれから二首を選んで、
ふっと、
ある母と子のことを思いました。
月曜は曲がり角までおむかえにきてと言う子の駆けてくる夏 (奈良市)山添聖子
オーボエの音色の似合う街が好き急行電車の止まらない街 (東京都)青木公正
8月31日の山陰中央新報に、
こんな見出しがあって、
心が冷えました。
ハラスメント退職
若手教員12%検討
全教調査
全日本教職員組合が、
2019年8月から12月にかけて、
小中高や特別支援学校の教職員を対象にした調査によると、
2019年から過去3年間の被害経験者811人のうち、
パワハラやセクハラなどで退職を検討した人が99人、
全体の12.2%だったそうです。
希望に燃えて、
理想を掲げて、
教えることに生き甲斐を感じて、
教職を目指したであろうのに・・・。
春秋に富んだ若者であるのに・・・。
《八月最後の日の空》