《この空から》
この空から、
今夜、
暴風雨が来るなんて!

この空から

この空から


《この朝日が》
この朝日が、
明日は射さないなんて?

この空から


《今朝の読書で》
今朝の読書で、
ああ、いいなあ・・・と思った数行。

  この世のできごとを、
  あるがままにうけとめて、
  信じることしかできなかったのです。
    (中略)
  ひきうけたからには、
  ちゃんとしなければと思いました。
       (立原エリカ『しあわせな森へ』講談社文庫から「春の神話」より)