【昨日】２０・９・１６

《昨日》
昨日、
WOWOWで見たドラマ、
「本日は、お日柄もよく」

こんなセリフが心に残りました。

　　愛せよ。
　　人生における良きものは、
　　それだけである。

　　ヴォルテール曰く、
　　船が入港するのを待つな。
　　船に向かって泳げ。

いずれも、
うろ覚えですが・・・。

 

 

昨日、
劇団「あしぶえ」のお菓子と味噌を買いました。
　あしぶえ　はちみつせんべい
　あしぶえ　黒豆せんべい
　八雲のおばさん味噌

毎週火曜日が定休日、
午前９時から午後５時。

 

少し前、
種を撒いたら、
三日で発芽した大根。

 

台風や大雨で、
なかなか植えつけできませんでしたが、
昨日、
やっとプランターに植えました。

これって、
ほんとうに大根になるんだろうか？
そう思わせるほど、
ひょろひょろしています。

何年も前に買った本を、
今月に入ってから、
毎日一話ずつ、
寝る前に読んでいます。

 

『ママおはなしよんで　幼子に聞かせたい　おやすみまえの３６５話』（ナツメ社）

昨日の「１０月１５日のおはなし」は、
「ぶんぶく茶がま」でした。

 

茂林寺（もりんじ）の和尚さんは、
茶道具を集めるのが趣味でした。
あるとき、
古道具屋で茶釜を見つけ、
気に入ったので買って帰り、
さっそくお湯をわかします。

すると、
茶釜が「熱い！熱い！」と大声を出し、
いろりから飛び出した茶釜から、
タヌキの頭と手足としっぽが出てきます。

和尚さんは、
気味悪がって古道具屋に返します。

タヌキは、
古道具やさんに提案します。
芝居小屋を建ててくれたら、
そこで綱渡りの芸をするから・・・と。

芝居小屋は大当たり。
古道具屋さんは、
たちまち大金持ち。

でも、
しばらくして、
古道具さんは思います。
　このまま働かせる続けるのは、
　タヌキに悪い。

わけを話して、
茂林寺の和尚さんに返します。

寺に戻った茶釜は、
もう二度と頭や手足を出さなかった。

あれ？
こういう話だったっけ？

この話、
この本の中では、
「かんどうするおはなし」に分類されています。

　　タヌキに悪い。

古道具屋の、
この慮（おもんぱか）りが、
感動なのかな？

 

昨日の朝日新聞「折々のことば」
　　それではキツネにわるいだよ　
　　　　　　　　（馬場のぼる「馬場のぼるのスケッチブック」）

鷲田清一さんの解説。
　　殿様から、
　　狐を捕らえるよう命じられた山男は、
　　「キツネがかわいそう」ではなく、
　　「キツネにわるい」と言う。

　　人と動物を分け隔てなく見るまなざし。

　　近頃は、
　　「悪い」というと、
　　みなすぐ、
　　「誰が」と考える。

 

昨日の水ある風景。