《続・胸が熱くなる》

昨夜遅く、

NHKの海外ドラマ『アンという名の少女』を見ました。

アンが学校で卑猥なことは口にし、

そのことが、

アンの意図とは無関係に、

人を傷つけ、

大人を憤らせ、

生徒の間でも、

その保護者にも物議をかもします。

そのことを知ったマリラが激怒します。

  あの子があんなことを口にするなんて、

  もう町中に噂が広まっているにちがいないわ。

  まったく我が家の恥っさらしだわ。

  子供のくせに、

  あんないかがわしいことを言うなんて。

マシューが言います。

  お前は自分の対面ばかりを気にして、

  腹を立てているけど、

  あの子が可哀そうと思わないかい?

  子どもだからだよ。

  子どもだから知らなくてもいいことを、

  子どもなのに知ってしまう、

  あの子は、

  そんな環境で生きてきたってことじゃないか。

  そんな生き方をさせられてきたアンを、

  お前は可哀そうだとは思わないかい。

胸が熱くなりました。

そして、

今度は、

涙がにじみました。

今まで目にした小説、アニメ、ドラマとは、

いささか趣を異にしたものでした。

いわば、

人間臭い人間ドラマでした。

昨夜が第4回、

もっと早くから見ればよかった。

来週の日曜日が楽しみです。