《寸分たがわず》

今日の講演、

演題は「親にできることは・・・」

親にできることは、

ほんの少しばかりのこと、

・・・という話をしました。

こうしなさい・・・とか、

こうした方いい・・・とか、

こうすべきだ・・・とか、

そういうこては決して言うまいと、

そう心に決めて話し始めました。

それから、

親の教育や躾(しつけ)次第だと思うことも、

子どものことでうまくいかないのは、

何もかも親のせいだと思うのも、

その両方とも親の傲慢だ。

大人の思い上がりだ・・・とも言いました。

もう一つ、

講演が終わったとき、

なんだかちょっと元気が出た、

そう思っていただけましたら、

今日ここに来た甲斐がありました。

そんなふうに思って、

私は帰ります。

まず、

そう言ってから始めた講演を、

講演後のご挨拶で、

教頭先生が、

  考えるヒントと元気をもらいました。

・・・と纏(まと)めてくださいました。

寸分たがわずとは、

こういうことを言うのだと思いました。

ありがたいことです。