《ちょっといいことば》

昨日の新聞各紙、

書評を読んでいて、

ちょっといいことばを見つけました。

  深呼吸を忘れていた。

  へこんだ気持ちにゆっくりと空気が入っていく。

  人をあきらめない。それが我らの戦だ。

  たそがれは、やさしい時。

  ふっと肩の力をぬいて、扉をあけてみませんか。

  心の病は、どのように治るのか。

  我々は、みな孤独である。

  ひきこもり、いいじゃないか。

  しかし、この本は、なにか忘れていませんかと語りかけてくる。

  いじめた同級生を同窓会で殴ってやろうと、二浪して入った大学で拳法を始めた。

  現代社会と重ね合わせれば「私たちだってやられっぱなしではない」と励まされる、痛快な一冊だ。

  物理という刀で斬り込んだ、まったく新しい歴史書だ