【初めての作家】2020・11・21
2020年11月21日
昨夜と今朝、
初めての作家を読みました。
新津きよみ『彼女の時効』(光文社文庫)
引用は一か所。
本人の努力なしには病気への偏見や差別はなくならないのよ。
調理教室の事務をしていたⅠ型糖尿病の妹が、
Ⅰ型とⅡ型の違いを知らない同僚から、
栄養士もいるこの職場で、
そんな病気になるなんて、
自分の健康管理がなってないからだ。
と言われ続け、
仕事を辞めたときに、
姉が言った言葉です。
和久田正明『十手婆 文句あるかい』(二見時代小説文庫)
お鹿が瞠若して、
「驚きましたね。何から何までおんなじじゃありませんか」
「瞠若」、初めて目にしました。
「明鏡 国語辞典」を開く。
どうじゃく【瞠若】驚いて目を見張ること。