昨日の朝日新聞「時論」に、
江川紹子さんが「自殺者を減らすために」と題して書いている中に、
この「最後の藁」がありました。
  「最後の藁一本が、ラクダの背骨を折る」
  という英語のことわざがある。
  はた目には軽く見えるモノでも、
  すでに限界に達している者には、
  取り返しがつかないダメージを与えてしまうことがある。

「限界」は外見ではわかりにくい。
「悩み」も傍目(はため)には見えにくい。
だから、
「何気ない一言」が「最後の藁」になりかねない。
「とりとめのない世間話」が「最後の藁」にもなってしまう。
江川さんが引用した、
JSCPの清水康之代表理事の言葉は心に響きます。
  だからこそ、
  「生きることも捨てたものではないかもしれない」
  と思えるような情報を積極的に発してほしい。

昨夕のたそがれを見ながら、
ふと、
このことを思い出しました。 
たそがれ1 
たそがれ2たそがれ3