【「!」と「?」あとは「・・・」】2020・12・8
2020年12月08日
昨日から読んでいる本、
青山七恵『みがわり』(幻冬舎)
傍線を引いた個所は二つ。
目だけではなく、
彼女の顔ぜんたいに、
どこか子どもらしからぬ、
あるいはとても子どもらしい、
他人への容赦ない厳しさが滲みでている。
ここが唯一の「!」です。
いい表現だなって思いました。
口ぶりには大人びたところがあるけれども、
やはりまだ毎日ランドセルを背負って登校し、
朝八時台から四角形の面積を求めたり、
ピアニカを吹いていなくてはならない年頃の子どもなのだ。
ここが唯一の「?」でした。
「四角形の面積を求める」?
教室に入って自分の机を探すということか?!
と分かったのはしばらく考えてからでした。
あとの個所は「・・・」でした。
さして心に留めないで読み進めてしまいしまた。
このごろ、
だんだん、
頭の働きがぼんやりしてきているのかな?
・・・と思います。
こんなふうに・・・。