【不易流行】2020・12・13
2020年12月13日
今日の朝まだき、
読みかけの時代小説を読み終えました。
高田在子『はなの味ごよみ~願かけ鍋~』(角川文庫)
「不易流行」
こんな言い方もあるのだと思いました。
時の流れとともに形を変えていくものと、
いつまでもずっと変わらぬものと・・・
どちらも同じくらい大事ではいけないのでしょうか。
季節は巡り、
花はまた咲く・・・か。
料理って、
食べ終わったら器には何も残らないけど、
美味しかった喜びは人の心に残るのよね。
過ぎた日々も、
同じようなものかしらって思う時があるの。
形には残っていなくても、
大事なものは確かにあったのよね。
不易流行を言い得て妙だなと思います。