この秋から冬にかけて行(おこな)った講演の感想が、
年末になって、
あちこちからドッと届きました。
まだ全部は読み切れていませんが、
読みながら思ったことがあります。

話しているときから、
会場を見渡して、
聞いている人たちの何能を見ながら、
今日は響いていないあな~と思うとき、
感想が届いて、
その感覚が事実になります。

講演の感想、印象、評価だけのとき、
それはいくら言葉ではいいふうに言ってもらっても、
これはやっぱり届いていなかったんだなと、
実感が確信に変わります。

そうではなくて、
たとえ短い文章でも、
私の講演のことなどそっちのけで、
自分のことを語り出す人に出会ったとき、
ああ、この人には届いていたんだなって思います。

昨日、
届いた感想の中に、
そういう感想がありました。
  帰ってから、
  発表会の準備や練習、
  今日のことをたくさん聞いたら、
  子どもがゆっくりと普段より長く、
  たくさんのエピソードを話してくれた。
  こうゆうことなんだと反省と糧になった。

響くって、
こうゆうことなんだって思います。

自分のことを語るか語らないか、
それが、
響いたか響かなかったかのバロメーターなのかな?・・・と、
このごろよく思います。