一年を通じて、
週刊誌や月刊誌を買うことはあまりありません。
新聞の広告で読んだつもりになっています。
数日前の新聞に載った「文藝春秋」2月号の見出しに、
こんな言葉がありました。
  不幸になる権利もある
こういう言い方もあるのです。
私にはない発想です。


今回の直木賞候補作品の中で、
唯一購入したのは、
西條奈加『心淋し川(うらさびしがわ)』(集英社)です。
こんな一節がありました。
  子供のためと口にする親ほど、
  存外、
  子供のことなぞ考えてないのかもしれないな。
こういう考えもあるのです。
私にはない発想です。
旬1