昨日、届けていただいた「AERA」No3(1月18日号)に、
「映画もドラマも『2時間』はつらい」
という見出しの記事がありました。
  旬1
  前評判も知っていたし、
  情景描写もすてきでした。
  なのに、途中で、
  「まだ終わらないのか」
  と思った自分がいたんです。

こんなふうに映画館に行ったり、
今、放映されているドラマを見るのではなく、
録画したものを見たり、
YoutubeやHuluやアマゾンプライムで見ることが多くなったと言う人たちが、
こんなことを言っています。

  映画やドラマで、
  長時間ストーリーについていくことに、
  疲れを感じ始めたような気がします。

  画面の前で座って、
  2時間じっくり見るというスタイルは、
  廃(すた)れつつあります。

  効率よく見るために1.5倍速にするようになった。

  倍速にして、
  会話がないシーンや風景描写は飛ばしています。

  主人公に関する展開以外は興味がないので、
  それ以外のシーンは早送りしながら見ました。

  話の流れについていけなくなった時は、
  巻き戻したりしています。

同じことを考え、
同じような見方をしている人が、
あんがい多くて、
少し安心しました。

先日、録画してTVドラマを、
今日の午後、
そんなふうにしながら見ました。
『全盲の僕が弁護士になった理由』、
主人公の松坂桃李のセリフ。  
  人生は神様から試されるテストの連続だ。
録画だから、
セリフも正確に引用できます。

共感することの多い最新号の「AERA」でした。