昨日の朝日新聞「日曜に想う」は、
編集委員・福島申二さんの、
「私の中の『マスク風紀委員』」でした。

その中に、
小学4年生の詩が引用されています。
  お母さんが 車に はねられた
  お母さんが 病院の れいあんしつにねかされていた
  お母さんを かそうばへ つれていった
  お母さんが ほねになってしまった
  お母さんを 小さなはこに いれた
  お母さんを ほとけさまに おいた
  お母さんを まいにち おがんでいる

福島県郡山市で刊行されている、
児童詩誌「青い窓」に載っているそうです。

この詩誌には、
毎号の末尾に同じ言葉が小さく刷られているそうです。
  素晴らしい人間に出会うのではなく、
  人間の素晴らしさに出会う。

この小学生の詩を繰り返し読んで、
素晴らしい人間にも、
人間の素晴らしさにも出会った、
・・・そんな気がしました。