【出会う】2021・2・22
2021年02月22日
昨日の朝日新聞「日曜に想う」は、
編集委員・福島申二さんの、
「私の中の『マスク風紀委員』」でした。
その中に、
小学4年生の詩が引用されています。
お母さんが 車に はねられた
お母さんが 病院の れいあんしつにねかされていた
お母さんを かそうばへ つれていった
お母さんが ほねになってしまった
お母さんを 小さなはこに いれた
お母さんを ほとけさまに おいた
お母さんを まいにち おがんでいる
福島県郡山市で刊行されている、
児童詩誌「青い窓」に載っているそうです。
この詩誌には、
毎号の末尾に同じ言葉が小さく刷られているそうです。
素晴らしい人間に出会うのではなく、
人間の素晴らしさに出会う。
この小学生の詩を繰り返し読んで、
素晴らしい人間にも、
人間の素晴らしさにも出会った、
・・・そんな気がしました。