昨日の読書。
久しぶりに痛快でした。
胸がすく思いをしました。
髙田 郁『あきない正傳 金と銀』10(ハルキ文庫)
旬1
  幸は、一歩前に足を踏み出す。
  「どんな時も、笑っていましょう」
  店の掛け看板に目を遣って、もう一度、繰り返す」
  「笑って、勝ちに行きましょう」

昨夜の読書。
久しぶりに壮快でした。
奇想天外な発想、
意表を突く展開。
目まぐるしく頭が回転し、
筆が走りに走っていました。
原田マハ『楽園のカンヴァス』(新潮文庫)
花2
  画家の目が、
  この世の生きとし生けるもの、
  自然の神秘と人の営みの奇跡をみつめ続けたからこそ、
  あんなにもすなおで美しい生命や風景の数々が、
  画布の上に描かれ得たのだ。