【久しぶりに】2021・2・24
2021年02月24日
昨日の読書。
久しぶりに痛快でした。
胸がすく思いをしました。
髙田 郁『あきない正傳 金と銀』10(ハルキ文庫)
幸は、一歩前に足を踏み出す。
「どんな時も、笑っていましょう」
店の掛け看板に目を遣って、もう一度、繰り返す」
「笑って、勝ちに行きましょう」
昨夜の読書。
久しぶりに壮快でした。
奇想天外な発想、
意表を突く展開。
目まぐるしく頭が回転し、
筆が走りに走っていました。
原田マハ『楽園のカンヴァス』(新潮文庫)
画家の目が、
この世の生きとし生けるもの、
自然の神秘と人の営みの奇跡をみつめ続けたからこそ、
あんなにもすなおで美しい生命や風景の数々が、
画布の上に描かれ得たのだ。