昨日の読売歌壇に、
こんな歌がありました。
  東京の友とメールを交わしおり月曜歌壇の好きな一首を  福山市 金尾洵子

好きな一首を交わす人はいないので、
ここにこうして取り上げています。
私の好きな今週の一首。
朝日歌壇 
  帰省終え一人ぼっちの部屋の朝ほっぺが冷たくなって目が覚める (富山市)松田わこ

読売歌壇
  目に見えぬ電気をつれて来るために高所作業車冬空に浮く  松江市 犬山純子

毎日歌壇
  あなたにはあなたの雪の わたしにはわたしの雨のゆうぐれのあり  垂水市 岩元秀人

山陰文芸
  一人居の七種易し二つ色わが菜園の菘(すずな)すずしろ    江津 佐野千寿子

昨夜、
歌ではありませんが、
名古屋の人から、
「鬼滅の刃」の好きなイチオし台詞が送られてきました。
  胸を張って生きろ
  己の弱さや不甲斐なさに
  どれだけ打ちのめされようと
  心を燃やせ
  歯を喰いしばって
  前を向け
  君が足を止めて蹲(うずくま)っても 
  時間の流れは止まってくれない
  共に寄り添って
  悲しんではくれない