昨日、届けてただいた「小説新潮」3月号を、
昨夜、寝る前に少し読みました。
旬1

岡本隆司「『公孫龍』の魅力」、
先日、発行された宮城谷昌光『公孫龍』(新潮社)の魅力を、
東洋史の研究者の立場から述べておいでです。
  その新作は『公孫龍』。
  教科書に出てくる「公孫龍」とは、
  「白馬は馬ではない」という詭弁家(きべんか)、
  あるいは論理学者である。

高校で倫理の時間に習ったことを思い出しました。
諸子百家の「名家」思想の人だったと思います。

「白馬は馬にあらず」「白馬非馬」、
白馬は色の概念、
馬は動物の概念、
だから、
異なる概念が結びついた白馬という概念は、
馬と言う概念とは異なる。
・・・と説明されても謎のままです。

数学の時間に習った「飛んでいる矢は止まっている」と同様、
未だに未解決です。