【キネマの神様】2021・3・6
2021年03月06日
昨夜、原作を読み終えて、
映画が観たい、
・・・と思いました。
主演は志村けんでしたが、
沢田研二が後を引き受けたそうです。
他の出演者は、
菅田将暉、永野芽郁、宮本信子、寺島しのぶ、などなどだそうです。
原田マハ『キネマの神様』(文春文庫)
「ゴウ」が映画『フィールド・オブ・ドリーム』について、
こんなことをブログに書いています。
本作は、
人生でもっとも大切なことを控えめに諭してくています。
つまり、
こんなことはたいしたことじゃない、
またやり直せる、
あるいはまたいつでもできる、
と思うようなささやかなできごとが、
実は人生を左右する大きなできごとになるのだ、と。
また、こんなことも書いています。
最後に父は、レイに聞く。
「ここは天国か?」と。
アイオワの畑の真ん中です。
天国のはずはありません。
けれどもあえて、そう聞くのです。
生きて、家族がいて、生活する普通の場所。
それこそが真の天国であるのだ、
と父は息子に言いたかったのでしょう。
もっとも心にしみる個所でした。
このブログから始まる奇跡ような展開を、
映画館のスクリーンで観てみたい。
・・・と切に思ったわけであります。