【いいこと知った】2021・4・19
2021年04月19日
今朝の読書で、
シリーズ第八作を読了しました。
篠 綾子『子育て飴~江戸菓子舗照月堂~』(ハルキ文庫)
なつめ自身は、
「お気張りや」も「あんじょうおやり」も、
人を励ます時の物言いで、
しっかり頑張りなさいという意味だと思っていた。
が、今の了然尼の話によれば、
両者の意味ははっきりと異なる。
「あんじょう」ちゅう言葉の元は、
「味がい善い」と書く「味善し」からきてると言います。
「味善し・・・」
「おいしい、うまい、ちゅう意味どすな」
そこから「うまくおやり」と言う時。
「味善うおやり」と使うようになり、
それがなまって「あんじょう」になったらしい。
とにかく頑張って努力することと、
上手に物事をこなすことは、
やや意味が異なり。
そして、
今の了然尼と自分にとって大切なのは、
「気張る」ことではなく、
「あんじょう」やることなのだと実感できた。
いいこと聞いたと思いました。
今朝の読書で、
いいこと知ったと思いました。