先週から離れの本の整理を始めました。
人生何度目かの整理整頓です。
《ハナレ》発、
《タマゴ》経由、
《ユウアイ》着のルートができたからです。

買ったものの、
手にすることが無かった本を、
整理の手を止めて読み始めました。

『図解でわかる14歳から知る影響と連鎖の全世界氏』(太田出版)
インフォビジュアル研究所/大角修・著
旬1

第一部・第一章「およそ5万年前、人類はグレートジャーニーを開始した」の中に、
こんな記述があり、
私の心をいたく刺激しました。
  約20年前のミトコンドリア・イブが人類の祖先
    人類のDNAの母方をたどると、
    アフリカの一人の女性にたどり着く。
    人類共通の故郷はアフリカだった。

    そのころアフリカにいた一つの人種から、
    現在の人種が枝分かれしてきたというわけです。
    その原点の人種の女性を、
    ミトコンドリア・イブとよびます。

人類のロマンを感じました。
もし14歳の感性で、
この文章に触れたなら、
もっと違った驚きと感動があったに違いありません。
そして、
その後の人生も、
大きく変わったような気がします。

最後まで読み終えて、
この記述以上に心を震わせた個所はありませんでした。

もう一か所、
強いてあげるなら、
時節柄、
第二部第13章でしょうか?
「病と感染症の人類史~細菌との戦いは人類の勝利かと思われたが・・・~」

人類は、
今まさに、
この「が・・・」に直面しています。