【華やぎ】2021・5・5
2021年05月05日
娘の発案、
娘の費用で、
何年ぶりかで、
仕出し料理を頼みました。
食卓が華やぎました。
顔が心が華やぎました。
30年前の「坂本屋」の新年宴会を思い出しました。
場所は大橋館でした。
宴たけなわのころ、
階下の道から「どう」を叩く音が、
賑やかに聞こえました。
ちょうど、
あのときの華やぎのようでした。
久しぶりの華やぎなかで、
この顔ぶれがそろって、
こうして華やぎの宴(うたげ)をすることは、
これが最後だろうなと思いました。
いくつもの偶然や必然や、
いくつもの思いや体調が、
微妙に重なり合った奇跡のおかげで、
可能になったひっときでしたから。
でも、
その思いは、
口にしないで胸におさめました。