【心の真ん中に置くもの】2021・5・6
2021年05月06日
連休が終わりました。
連休読書も完了しました。
昨夜のそれは、
中島久枝『日之出が走る~浜風堂菓子話(三)~』(ポプラ文庫)
こんな個所があり、
来週の講演で話題にできるかな・・・と、
付箋を貼りました
だけど、
わしには分からないのだよ。
忠とか義とか信がなくなったら、
人は何を心の真ん中においたらいいんだ!
千年ほど前に清和源氏から武士の世の中が始まって、
わしらはずっと忠義信を大切にしてきた。
これからは、どうすればいい。
心の問題は、
陸蒸気(おかじょうき)や大砲とは違うんだ。
忠とか義とか信ってもんはさ、
何百年もかけてたくさんの人の血が流れて、
それでやっぱりこれしかないってことでまとまったんだ。
はい、どうぞ、これが西洋式の新しいものですなんていうのは、
まがいもんさ。
あんたは、そう思わないか?
「あんたは、そう思わないか?」
そう問われて、
明治ではないけれど、
令和の今も、
心の真ん中に置くものは何だろうと思います。
忠義信でもなく、
滅私奉公でもなく、
それなら戦後民主主義か?・・・と自問して、
もはやそうではないような気がします。
今の時代、
心の真ん中に置くものは何だろう?
来週の講演は、
このこと話題にしたいと思います。
講演が中止にならなければ・・・。