昨日、すてきな本を届けていただきました。
荻野雅代・桜井道子『フランスの小さくて温かな暮らし365日』(自由国民社)

旬1

こういう365日ひめくり本が好きなんだなと、
自分でもおかしいほどに思います。

今年の3月5日発行の本でしたので、
四月始まりの日めくり本です。

今日5月13日は、
「スーパーの野菜は量り売りが基本」という話題。
フランスでは「野菜と果物は量り売りが一般的」だそうです。

4月以降で最も興味深かったのは、
4月11日「挨拶に始まり、挨拶に終わる」でした。
  フランスでは客から「ボンジュール」、
  夕方なら「ボンソワール」と挨拶し、
  それに対してお店側が挨拶を返すというのがしきたりです。

  また、たとえ何も買わなくても、
  客の方から、
  「メルシー オ ルヴォワール(ありがとう さようなら)
  と言いながら店を出ます。
  スーパーのレジ係りにも、
  自分の順番が来たらまず挨拶。
  待合室やエレベーターのような狭い場所も同じく、
  新しく人が来たら挨拶し合います。

最初読んだとき、
礼節というか心配りというか、
心ばえのようなものを感じて、
ああ、いいなあと思いましたが、
「しきたり」となると、
う~ん、できるかなあ~と思った次第です。

文化の違いということは、
こういうことかなと思いました。

そもそもその発想がない、
自分にはできそうにない、
文化の違いとはそういうことかなと思います。