朝日新聞の書評に、
精神科医の松本俊彦さんが、
「先輩からの一言」として語っていました。
  内科医はなんでも知っているが何もできない。
  外科医はなんでもやるが何も知らない。
  精神科医は何も知らないし、何もできない。

言われてみれば、
なるほどと思わないでもない。

ちなみに紹介されていた本は、
松本俊彦『誰がために医師はいる』(みすず書房)でした。

 

少し前の「AERA」に、
誰かが書いていました。
アメリカで人気の日本人大リーガーについて。
人気の双璧はイチローと大谷だそうです。
イチローは、
アメリカ人の想像を超えることをしてくれた。
どんな球でも必ずといっていいほどヒットにする。
塁に出たら盗塁をほとんど成功させる。
捕球したら抜群の遠投能力とコントロールで走者をアウトにする。

それに対して、
大谷は、
アメリカ人が期待することを期待通りにやってくれる。
剛速球で三振をバンバンとる。
豪快なホームランをスタンドに叩き込む。

読んでいて、
なるほどの分析だなと思いました。