久保田豊和『畑仕事の十二カ月』(家の光協会)の“六月”に、
その言葉が出てきます。
「キッチンガーデン」
  自分の庭で花と一緒に野菜やハーブを栽培することを、
  「キッチンガーデン(台所の庭)」といいます。
  勝手口のすぐ近くに月桂樹の木がある。
  ベランダのコンテナにトマトとバジルが仲よく並んである。
  台所にパセリの鉢植えがある。
  料理によく使うタマネギや葉ネギなどをできるだけ家の近くに植えたい。
  大好物で毎日使う野菜がある。
  それならば歌壇に野菜や果樹も一緒に植えてしまおうという考え方です。

我が家の庭もそんな感じです。
ただ、そういう思惑で植えたのではなく、
ただ面倒くさかったから、
・・・とうのが私流です。

紫陽花を囲むように、
間引きしたトマトの苗を十数本植えました。
その横に去年植えた菊がまた伸びています。

ハーブ畑に間引きした大豆と茄子を植えました。
間を縫うようにベゴニアが咲いています。

ズボラでやったことを、
それとなく後押ししてもらった感じです。

こんな記述もありましす。
これもまた背中をそっと押してもらいました。
  ニュージーランドには、
  「台所の窓から見えるものを食べるのは、人生の幸せ」
  という言葉があります。
  簡単にいえば、
    遠くの産地の野菜より、
    地元で生産された野菜や、
    作り手の顔が見える作物、食物を選ぶほうが安全で美味しい。
  ということです。