今週の土曜日は本の日です。
隔週で離れの本を手放す日です。
家まで取りに来ていただいたり、
私が車で届けたり・・・。
今週は特別に大谷(おおだに)でのお渡しです。

段ボール箱に本を詰めながら、
この絵本、読んでいなかったなあと、
寝床で開いてすんすんと読み終えました。
『雪のふる夜』(講談社)
宮本多命・文
江口まひろ・絵
旬1

表紙の裏に書いてあります。
  この本は表紙をひらくと音楽がきこえてくる本邦初の音の出る絵本です。
  表紙をあけると光に感応して、
  メロディ音が出る仕掛けになっています。

  この本から流れるメロディー音は「きよしこの夜」です。

  さあ、
  ゆめの絵本「メロディーブック」を目と耳から、
  どうじにたのしんでください。

表紙をひらいても音は流れません。
昭和58年、
今から40年近く前の本ですから。
「きよしこの夜」は聞けませんでした。

ほんとうに「ゆめの絵本」でした。
夢のまた夢の絵本でした。  

本文から一行だけ引用します。
  雪は、すんすん ふりつづけます。