今朝は「ちくま」(筑摩書房)6月号を読みました。
穂村 弘さんの連載「絶叫委員会」、
今回の題は「はしゃいだ記憶」でした。
  七瀬の名を持つ少女が、
  七瀬三部作のページを開くところを想像すると、
  興奮せずにはいられない。
  「もしかして、お母さん、僕ぐらいのお年じゃないですか?」
  「はい、生きていたら」
  さり気ない答えが胸に刺さった。
  そうか、そうだったのか、
  と思いつつ、
  名づけのエピソードはいっそう忘れがたいものになった。

「そうか、そうだったのか」
その心の揺らぎと納まりが、
心に沁みて腑に落ちました。