【そうか、そうだったのか】2021・6・14
2021年06月14日
今朝は「ちくま」(筑摩書房)6月号を読みました。
穂村 弘さんの連載「絶叫委員会」、
今回の題は「はしゃいだ記憶」でした。
七瀬の名を持つ少女が、
七瀬三部作のページを開くところを想像すると、
興奮せずにはいられない。
「もしかして、お母さん、僕ぐらいのお年じゃないですか?」
「はい、生きていたら」
さり気ない答えが胸に刺さった。
そうか、そうだったのか、
と思いつつ、
名づけのエピソードはいっそう忘れがたいものになった。
「そうか、そうだったのか」
その心の揺らぎと納まりが、
心に沁みて腑に落ちました。