先日のこと、
このメールをもらいました。
特定を避けるために、
少し加工して引用します。
  中村清志先生、こんばんは。
  突然のメールを失礼します。
  2021年7月8日に投稿された【感想の周辺】を拝読いたしました。
  私は、
  その当時、
  中村先生に色紙を書いて頂いた少年の姉です。
  その節はありがとうございました。
  今回、
  母がたまたま中村先生の「よぶこえ」を拝見した際に、
  7月8日のブログを見て、
  「この感想文はお母さんが書いたものだ」
  と言って見せてくれました。
  確かに感想文の中に、
  あの日、
  講演を聞いて帰ってきた弟の姿と、
  “あなたが人生に絶望しても、人生はあなたに期待することをやめない”
  と書いてある色紙について触れられていることで、
  母が書いたものだと確信しました。
  あれから数年が経った今、
  このエピソードをブログに載せてくださり、
  ありがとうございます。
  大変嬉しく思いました。
  今、弟は高校一年生となり、
  勉強と部活動を、
  毎日、
  一生懸命頑張っています。
  また、
  今でも、
  中村先生に書いていただいた色紙は、
  いつでも見えるように、
  弟の勉強机に大切に飾ってあります。
  きっと、
  当時、
  幼かった弟にとって、
  今でも大変心に残る講演だったのだと思います。
  かなり時が経ってしまいましたが、
  素敵な講演をありがとうございました。
  ご縁があり、
  また素敵な講演が聞けたなら、
  弟はとても喜ぶと思います。
  長々と長文失礼しました。
  どうか、
  お体に気をつけてお過ごしください。

心正しき人が書いた、
まっとうな文章だと、
心にしみて思いました。
と同時に、
弟に寄り添う姉というまなざしを、
痛切に感じました。

この姉弟のことが、
たまらなく好きになりました。