昨日の朝日新聞、
代島治彦『きみが死んだあとで』(晶文社)の書評を、
大阪大学教授の仲野 徹さんが書いていた。
山崎博昭、山本義隆、秋田明大の名が見える。
  学生運動への参加には、
  イデオロギーそのものだけではなく、
  人間関係が色濃く影響していたというのが意外だった。
        (中略)
  半世紀という時の流れは、
  単に長いだけではない。
  どこかで何かが完全に断絶していまっているのではないか。

心の深層で、
深く深く思いを重ねながら読んだ。
心の襞(ひだ)に、
あの顔この顔を思い浮かべながら読んだ。
「人間関係」「断絶」という言葉が、
心の耳に、
いつまでもごろごろと鳴っていた。

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